【小麦の不足と販売価格につきまして】

【原料小麦と販売価格につきまして】2022/7月時点

「わきたつ」は昨年の小麦の不作により、販売を休止しておりましたが、農家さんからは今期も生育が芳しくないとの連絡を受けております。一時的な対応として、原料小麦の変更・販売価格を改定しての再開となります。(詳細につきましては下段をご覧ください。)

これまで使用してきた農家さんの小麦が再開されるまでの間、北米で有機栽培された小麦(ポストハーベストフリーの有機認証小麦)を自家製粉して使用いたします。

改定前価格1350(税込)→改定後1570(税込)

※インフレが加速する中、この価格でいつまで継続できるかは不明です。
良いものから順に手に入らなくなってきており、北米産有機というだけでも希少になっております。
今後は再度の価格・原料の変更を余儀なくされる可能性だけでなく、継続できなくなることも考えられます。

パンむぎとしは、これまで国産オーガニック小麦・自然栽培小麦で良いものを探し続けてきました。
しかし、小麦不作だけではなく外的要因により、選択肢がますます減るばかりの状況となっております。

流行り病からの物流の停滞、原油高、さらには世界の小麦生産上位2カ国による争いにより、3月には小麦先物価格が昨年比110%(約2倍)の高騰となりました。

1970年以来の過去最高水準です。

これらの影響が普段の生活で目に見えて現れるのはこれからだと思われますが、事業者の段階ではすでに始まっております。

当店としましては、厳しい選択肢の中で、実現可能な最善を尽くした判断を行っております。

「国産」にこだわるのか、「オーガニック」にこだわるのか、「安さ」なのか。
重要視する基準は人それぞれ異なるものですが、
理想と現実の葛藤の中においても、お客様に愉しんでいただけるように努めてまいります。

ご不便おかけしてしまい申し訳ありませんが、お客様にはご理解のほどお願いいたします。

「わきたつ」ページはこちら