「生きてく力が湧いてくる食事パン」を世の中にお届けすること。
パンがお米の消費を超えたといわれています。
むぎとしは「この時代のパン職人の使命はなんだろうか?」と考えました。
そして見つけた答えが「生きる力をささえるための食事パン」を焼くことでした。
食べることの本質を追求すると「生きる」というシンプルなことにつながります。
「食べることは、生きること」といいます。
「食べることを楽しみ、よりよく生きる人のために、最高のパンをお届けしたい。」
嗜好品ではなく、「こころとからだを支える、明日への力になる食事パン。」
パンむぎとしは、「このテーマなら追求し続けたい」と心の底から思えたのです。
ヨーロッパの「固くて大きなパン」を真似するのも恰好いいけど何か違う。
「白くて甘くて、ふわふわの食パン」はお菓子としてならいいけれど、とても命は支えられない。
もちろん、パンむぎとしのパンが「よくある、パサパサの健康パン」ということではありません。
技術の上に成り立つ「からだの奥から、心の底からおいしい」と感じることのできるパンであることが大前提なのです。
「おいしいものを食べること、その時間を大切な人と共有すること」は、「よし、またがんばろう」思える原動力になります。
パンの消費がお米を超えてしまった現代において、真正面から「食べること」と「生きること」をつなげて取り組むパン屋。
世の中にひとつくらいは、なくてはならないのではと感じています。